成山新田(なりやましんでん)



成山新田は、大正八年、成山徳三郎によって干拓された畑地です。成山新田は昭和十二年に完成しました。現在も、大根やにんじんなどの新鮮な野菜が裁培されています。



 

 徳三郎は,広い土地をうめたてて, 立派な農地を作ろうと,『苅屋開拓耕地整理組合』を組織し,銀行の融資や農林省の助成金を得て,たくさん

の人々を使って工事を続けました。
 播磨灘の激しい波風を受け工事は難しく,何度も台風や高潮を受けて流失し,苦労の連続でしたが,昭和11年(1936年)にはほぼ完成しました。
 その後,長尾金蔵や,八百亀治によって十年の年月を経て第二期工事が完成し,現在肥よくな農地になっています。

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