わたしたちは、揖保川の水がどのように利用されているのかを中心に取材を進めてきました。
今日は、その取材を通してわかった「どこから水を取り寄せているか」「水道水の使い道」「揖保川町で一ヶ月に使われている水の量はどのくらいか」「一度使った水はどこへ流れていくのか」ということについてレポートします。
「どこから水を取り寄せているのか」報告します。 全国的に見れば、水道水になる水には、地下水や湖・ダム等のたまり水があります。揖保川町の辺りでは、地下水が豊富で、比較的水の必要量が少ないので、揖保川の近くに大きな井戸を掘って地下水を汲み上げ、塩素で消毒して水道水として利用しています。揖保川の地下水はきれいな水なので、四年生の社会で学習したような大がかりな施設や機械を使わなくても、簡単に消毒するだけですむということです。 揖保川町で、水を汲み上げている場所は、野田・野田南・市場の三カ所の水源地です。また、野田には西日本一高い配水塔があります。これは高い所に建っている住宅に水を送るためのものです。 |
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| 西日本一の配水塔(野田) |
西播磨水道企業団から、毎月送り出されている水の量は、平均約九十万立方メートルです。(グラフ)その内、生活用水が62%、工場用が16%、業務・営業用が9%、その他が13%になっています。このように、半分以上が生活用水に使われていることがわかりました。 また、私達が一人で一日に使う水の量は、平均すると、およそ250リットルになるそうです。ちなみに、250リットルは牛乳ビンで1250本分もの量になります。 |
平成7年には、揖保川町の約4千げん、約1万3千人に給水されました。その一ヶ月分の使用量の合計は、約14万立方メートルになります。これは、25mプール370ぱい分以上という大変な量です。 |
一人が一日に使う水の量は、意外と多いものなんですね。
一日一人当たりの水の使用量250リットルというと、18リットル入りのバケツでは、14杯分にもなります。一人でこんなに使っているなんて驚きですね。また、一年を通して見れば夏場の使用量が最も多くなります。ですから、水道企業団では、使用量の一番多くなる夏場に対応できるような施設を備えているそうです。私達も水のむだ使いをしないように大切にしていきましょう。
これまで、水道の蛇口から出た水は、家庭や工場で使われた後、生活排水や工場排水となり、そのまま川に流され、やがて海に流れ着いていました。ですから、川や海が汚されて魚が住めなくなることもありました。揖保川もある時期、全国3位の汚れた川になってしまったことがあります。そこで、数年前から下水道の整備が進められ、汚れた水をきれいにしてから、川や海に流すようになってきています。 |
私達は、一人で一日に250リットルもの水を使っています。これは想像以上に多いですね。また、毎日気軽に使っている水は、水道企業団の方が、安全な水を送り出せるよういっしょうけんめい夜も働いて下さっているおかげで、蛇口をひねりさえすればいつでも使うことができるのです。ですから、もっともっと水を大切にしましょう。
そのためには、こんな工夫をしてみましょう。
歯を磨いている間は水を止め、コップにくんだ水を使いましょう。蛇口やシャワーは、一分間に10から12リットルもの水が流れるので、使ったらすぐにとめるようにしましょう。このようなちょっとした、みなさん一人一人の心がけで大切な水がずいぶん節約できますね。